前作”Local Flavor”の新世代ガレージ・アート・ミュージックで、西のNo Age、東のBlues Controlと一躍注目を集めたNYのデュオ、Blues Control。ピアノ/キーボードによる溢れるばかりのインスピレーションをエンジンに、ガレージ/ヒップホップ/サイケデリックなどが巧みに織り込まれていく
、新世代ガレージ・アート・ミュージック。2012年のシーンに投じられた最高の切り札だ!

Valley Tangents “ヴァレー・タンジェンツ”
BLUES CONTROL ブルース・コントロール
XQJH-1019 1890円(税込)
NOW ON SALE!!
Tower Records初回特典 特製ステッカー付!!
解説 天井潤之介


1, Love’s a Rondo ラヴズ・ア・ロンド
2, Iron Pigs アイアン・ピッグス
3, Opium Den/Fade to Blue オピウム・デン/フェイド・トゥ・ブルー
4, Walking Robin  ウォーキング・ロビン
5, Open Air オープン・エア
6, Gypsum ジプサム

新曲”Iron Pigs”こちらからダウンロードできます!!

<バイオ>

新たなミューズがブルース・コントロールの住処に登場。それは母なる自然!ペンシルヴェニア州東部リーハイ・ヴァレー、そこに舞台を移したブルース・コントロール。これまで作曲活動を行っていた都会の喧噪からは遠く離れた場所で、ヴァレー・タンジェンツの構想を練った。それが、自家製でナチュラルな印象の音楽が生まれた理由なのか?メトロノームのように発せられる夏のモスキートロボットの音、その裏側にはかれらの特徴といえる、ドビュッシーからガラルディ、ブレイ、ホーンズビー的なテクニカルなピアノと、多彩なロック・カラー(いくつか名前をあげれば、スタジアム、インダストリアル、サイケ、プログレッシヴ)の楽しげな配列がある。

ブルース・コントロールの変わり続ける音色を、我々はこうタイプするかもしれない。夢うつつのリード・ギターにクラリオン・シンセと生ドラムのパンチがきいた、神秘的なラウンジ・アクト。けれど彼らが代わりにワールド音楽をバッグにプレイしていたことを、我々は突然知らされる。歯切れの良いキーボードを中心に据えた、独特のメロウでドラッグ的な雰囲気を包み込み、一見正式な西洋の音階から放射しているウェーヴで、熱と自然を呼び起こしたのだ!外来物と古典は、巨匠たちが想像すらできなかった自由のもとに結び付く。もちろん人はいつだって、己の社会のフェンスの向こう側で葉っぱを吸いたいと願うものだ。それはマッカートニーがジャングルのなかで、エボニー・アンド・アイボリーのリハーサルをしながら、英国人の落ち着いたビートを刻むようなこと。ブルース・コントロールは脚をつたうエネルギーを感じるために、ブリティッシュ・ブルースをニューウェーヴに重ね合わせたり。ヴァレー・タンジェンツを耳にすれば、ずっと応援していたファンたちなら必ず断言するだろう。このバンドは自分たちがそうしたいと思ったものなら、なんだって組み込めるようになっていると。
 だから2009年に”Local Flavor”が花開くと、RussとLeaはNYCのクイーンズにあった住まい(そこは長いことふたりの活動拠点だった)を後にした。そしてしばらく東側をさまよい、ついにペンシルヴェニア州クーパーズバーグの家に落ち着く。そこで楽曲Open Airを創り出し、このアルバムに初期ブルースのフィールド録音的な要素を加えることになった。それ以外の楽曲はBlack Dirt Studio(これまで多くの作品を制作したスタジオ)でレコーディングしている。ふたりが今まで作り上げてきた楽曲の数々と同様、ヴァレー・タンジェンツはあらゆる作品の先を行く革命(=進化)だ。また、ときには、よく理解できない新ブレンドのサウンドをブルース・コントロールと呼んでも良い。近づいて耳を澄ますと、バンドを形成するこのふたりが何者で何をしてきたのか、その連続性がはっきりわかるようになる。つまりは、これがどこで練られてレコーディングされ、ミックスされたかなどということは大して重要ではないのだ。このアルバムはふたつのスピリットから生まれ、そしてブルース・コントロール以外の誰も、こんなふうにコントロールすることはできない音楽なのだ。

<ポイント>
・Valley TangentsはBlues Controlにとって2006年から数えて4枚目のフルアルバム。
・二人は今夏、北東部から中西部にかけてツアーする予定。
・少なくとも一曲、もしくは二曲のヴィデオが映画のサントラに提供予定。